中小企業においてもパワハラ防止措置の義務化が 適されます
令和4年4月1日より、中小企業においてもパワハラ防止法(労働施策総合推進法)が適用されます。具体的にどのような行為がパワハラにあたるかについては、P2をご覧ください。経団連の令和3年12月の調査で、パワハラの相談が5年前 […]
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積極的に育児をするメンズという意味の「イクメン」なる言葉を聞くことが珍しくなくなってきました。では、「イクボス」という言葉を聞いたことはありますか?
「イクボス」とは、男性の従業員や部下の育児参加に理解のある経営者や上司のことを指します。「イクメン」を職場で支援するために、部下の育児休業取得を促すなど、仕事と育児を両立しやすい環境の整備に努めるリーダーのことを指します。
では、企業にとって「イクボス」とはどのような意味を持つのでしょうか。育児をさせることだけが目的(先月号で男性の育児休業タイミングをご紹介していますので改めてご確認ください)ではなく、仕事をできるだけ効率化する、あるいは急な不在にも対応できるよう仕事の標準化、共有化を進めるという業務改革に他なりません。イクボスは会社の業務効率化にも役に立つのです。
しかし、「イクボス」の言葉の裏にある本当の意味を理解せず、あべこべな運用になっているケースを散見します。本来の仕事をせずに、育児さえすればよいという風潮になっているように思います。