一層厳しくなる! 時間外労働の上限規制

 働き方改革関連法の中でも、時間外労働はかつてない強力な規制を行う改正が行われました。労働者の健康確保と、少子化の解消という我が国の根幹にかかわる問題を解消しようとする国の危機感を感じます。

 従来、上限なく時間外労働が可能となっていた36協定の特別条項を用いた場合であっても、上回ることのできない上限が設定されました。また、「限度時間を超えて労働させる労働者に対する健康及び福祉を確保するための措置」が特筆すべき改正点です。

 実施状況を3年間記録保管することにもなりました。