家庭教師バイトで是正求める_派遣会社にブラック対策弁護団

 報告書に不備があった場合に報酬を支払わないなど、学生アルバイトと結ぶ契約の一部が労働基準法に抵触しているとして、愛知県の弁護士らがつくる「ブラックバイト対策弁護団あいち」が25日までに、名古屋市の家庭教師派遣会社に是正するよう申し入れた。
 弁護団によると、家庭教師の学生アルバイトの労働条件に関して派遣会社に是正を申し入れるのは全国初。名古屋北労働基準監督署にも指導を求めた。派遣会社は「担当者が不在でコメントできない」と話している。
 派遣会社は学生と雇用契約ではなく、個人事業主としての契約を締結。解雇や最低賃金の規制を免れていたとしている。

共同通信 47NEWS
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