高い賞与を払っているのに社員のやる気が上がらないのはなぜ?

モチベーションが上がらない悩み

社員の仕事へのモチベーションは業績に直結します。そのことについて異論がある経営者の方は少ないと思います。人事施策としてはどのようなものが考えられるでしょうか?

一番始めに考えられるのは、【賃金や賞与の金額アップ】ではないでしょうか?

モチベーションアップ

しかし、多くの経営者の方が「賞与をすごく頑張って支給したのに社員から感謝の言葉はない。むしろ不満さえ聞こえる。」という思いをお持ちではないでしょうか。賞与や賃金アップが社員のモチベーションアップにつながらないのはなぜでしょうか?

人は、良い行動が出た後すぐに褒められると(褒め方は様々です)、その行動の出る確率やその行動が維持されることが多くなります。例えが動物で恐縮ですが、麻薬探知犬は、麻薬を探知してその隣に座ると即座に餌を与えられ褒められています。その結果麻薬を探知するという行動が維持されているのです。人に置き換えると、例えば、会議で積極的に発言する→褒められるであると会議で積極的に発言する行動は増えるでしょう。

ワークライフバランス

一方、会議で積極的に発言する→空気を読めと怒られるであれば、会議で発言する行動は減るでしょう。社員の行動は案外、行動直後のフィードバックに左右されています。ただし社員は人なので、動物のように即時フィードバックだけで左右されるわけではありません。

社員を褒める

 人は、言葉があるため、言葉で「先週のあの行動よかったよ。」とほめることができるのです。ここが重要なところですが、言葉によるフィードバックにも有効期限があるのです。心理学的には最長2週間と言われます。賞与は良い行動を起こしたとしても、通常半年後に褒められるのです。昇給も同じです。多くの会社で年に1回褒められるのです。これだと社員は、どの行動の結果ほめられているのかわからないのです。