企業内で人材育成に取り組む事業主の皆さま、人材開発支援助成金に新たなコースが創設されました。

令和4年12月に人材開発支援助成金に「事業転換等リスキリング支援コース」が創設されました。
企業の持続的発展のため、新製品の製造や新サービスの提供等により新たな分野に展開する、またはデジタル・グリーンといった成長分野の技術を取り入れ業務の効率化等を図るため、次のような人材育成に取り組む事業主を対象に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部を高率助成により支援する制度です。
1,既存事業にとらわれず、新規事業の立ち上げ等の事業展開に伴う人材育成
2,業務の効率化や脱炭素化などに取り組むため、デジタル・グリーン化に対応した人材の育成
※本助成金を活用して人材育成を行う場合、訓練開始日から起算して1か月前までに都道府県労働局に計画届を提出する必要があります。

支給対象訓練
1,助成対象とならない時間を除いた訓練時間数が10時間以上であること
2,OFF-JT(企業の事業活動と区別して行われる訓練)であること
3,職務に関連した訓練であって以下のいずれかに該当する訓練であること
・企業において事業展開を行うにあたり、新たな分野で必要となる 専門的な知識及び技能の習得をさせるための訓練
・事業展開は行わないが、事業主において企業内のデジタル・デジタルトランスフォーメーション化やグリーン・カーボンニュートラル化を進めるにあたり、これに関連する業務に従事させる上で必要となる専門的な知識及び技能の習得をさせるための訓練